飲み会は断ってOK?

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気乗りしない飲み会の
“ちょうどいい”断り方が
知りたい

社会人になると、上司や先輩から飲み会に誘われることが多くあります。どうも飲みに行く気分になれない、今日はやめておきたいなと感じるときもあるのではないでしょうか?

私も社会人になりたてのころ、飲みに行く気分になれないことがありました。でも、断ったら失礼に当たらないかな?もう誘ってもらえないのでは?と不安になって、モヤモヤした気持ちで参加していました。
そんな社会人4年目の私が、飲み会の“ちょうどいい”断り方をご紹介します。

上司に飲み会に誘われたら断るのは失礼?

飲み会を断ったら、失礼に当たるかとても気になりますよね。敬意をもって理由を伝えて断れば、失礼には当たりません。ふだんから業務にしっかり取り組んでいる人に対して“飲み会に参加しないから”といってとやかく言わないでしょう。

ただ、歓送迎会や忘年会といった大きな飲み会には積極的に参加するのをおすすめします。他部署の先輩や同期と話せるチャンスですし、頻度が多くないため、お金の負担も少ないです。

「ちょうどいい断り方」を用意しておこう

断るとき、相手に嫌な思いをさせないようにしつつ、自分の罪悪感もできるだけ減らしたいですよね。ちょうどいい断り方を3つご紹介します。

先約がある

友達や家族との約束を理由にしたら、相手も仕方がないと思ってくれます。断るときは「お誘いありがとうございます。とても参加させていただきたいのですが、今日は先約があり参加がむずかしいです。」と感謝の気持ちを併せて伝えるとよいでしょう。

体調がすぐれない

体調がすぐれないとき、飲み会に行くことで体調が悪化しては、次の日に支障をきたしてしまいます。「朝から体調がすぐれないので、今日はしっかり休んで明日に備えます」と伝えれば、仕事への前向きな姿勢も伝えられます。

予定がある

誰かに会う約束がないときでも、予定があると言って断るのも十分な理由になります。1人でゆっくりしたり趣味に没頭したりする時間は、とても大事な予定です。予定があると言ったら嘘になるかな?とネガティブにならず、私には私のための予定がある!と前向きな気持ちで「今日は予定がありまして……次回ぜひ参加させてください!」と断りましょう。

どの断り方にしても、誘ってくれたことに対しての感謝の気持ちは忘れずに伝えるのが重要です。

逆に、ちょっとNGな断り方とは

断り方次第では、相手を不快な思いにさせてしまったり、今後の関係性が悪くなってしまったりする可能性も。関係性がくずれないためにも、NGな断り方を把握しておきましょう。

参加するメンバーによって断る

いちばんしてはいけない断り方は、参加するメンバーを聞いてから断ること。「〇〇さんがいるなら参加します」といった言い方もNGです。誘ってくれた人も嫌な気持ちになりますし、参加するメンバーにも失礼に当たります。

大きめの嘘で断る

断る理由が「家族が急に倒れました」「法事があります」など大きな嘘を繰り返すと、疑われてしまいます。また、あたかも突然予定が入ったように「すみません、今ちょうど親から連絡があって家に来るようで……」といった嘘も、「そんなタイミングよく予定入らないよな」と思われてしまうので避けましょう。

編集部のまとめ

飲み会の“ちょうどいい”断り方をご紹介してきましたが、断る際に自分の心やからだを大切にする気持ちも大事です。

新社会人は新しい環境で日々疲れが溜まると思います。そんな状態で飲み会に毎回参加し、体調をくずしてしまっては本末転倒です。
社会人としてよいパフォーマンスを出すために、気持ちとからだをコントロールするのはとても大事なスキルの一つ。気乗りしないときはあまり考え込みすぎず、自分の気持ちに素直になって断りましょう。

STAFF
text:kokoro
illustration:iina