古くから革の加工が盛んな兵庫県姫路市。

その確かな技術により豊臣秀吉の甲冑にも使われた歴史を持ち、現在も日本の皮革製品の生産量1位を誇ります。

今回は、その「姫路レザー」の中でもこだわりの技法で仕上げた、使うほど味わいが深まる長財布をご紹介します。

姫路レザーのしっとり上質な手ざわり

革製品の加工方法には、大きく分けて、耐久性があり傷つきにくくしなやかに仕上がる「クロムなめし」と革の経年変化が美しい「植物タンニンなめし」の2種類があるといわれます。

姫路レザーには、古くから、「クロムなめし」が多く使われてきました。このたびel:mentでは、そこに「植物タンニンなめし」を掛け合わせた「コンビネーションなめし」というこだわりの技法で仕上げた、「オイルダコタ」という革を採用しました。

それぞれのなめしのメリットをバランスよく取り込むことで、毎日使う財布にふさわしい丈夫さや扱いやすさと、使うほどにしっとりと育っていく豊かな質感を両立させました。

古代の神話にちなんだ、月桂樹とオリーブのレリーフ柄

財布の両面には、美しい植物モチーフの紋様が型押しされています。

古代ギリシャ・ローマの神話にも登場する「月桂樹」と「オリーブ」は、勝利と平和を象徴する植物として古代ヨーロッパの建築物のレリーフ（彫刻）に数多く使われてきました。

その建築レリーフの図録からモチーフを選び、美しくアレンジ。

家のシンボルツリーやハーブとして現代にも広く愛されている月桂樹とオリーブがあなたの毎日にそっと寄り添います。

日本の職人技で仕上げた繊細な型押し

繊細でありながらくっきりと端正なモチーフの型押しは、まさに職人のなせる技。

型の出来や革の厚み、プレスの強さ・長さにより、型押しの仕上がりは左右されるため、熟練のさじ加減が必要になります。

図録の繊細なタッチをディテールまで細密に再現するべく、3回に渡って型の素材やパターンを調整し、うっとりするような美しい仕上がりを実現させました。

凛とした佇まいと細部へのこだわり

サイズ感やモチーフの大きさにもこだわりが。

手に携えたときに凛とした佇まいと存在感が感じられるよう、原画では縦向きのモチーフをあえて横向きに入れました。

深みのある黒いレザーに、上品な光沢のファスナーのゴールドがアクセントになっています。

使いやすく機能的な仕切りやポケット

美しさだけではなく、収納力も抜群です。

カードポケットはたっぷり12枚、オープンポケット2室、ファスナーポケット1室に、サイドポケット2室。じゃばら状に大きく開いて、スマホも入る頼もしさです。

内生地は、カードの出し入れがしやすいように滑りがよく、上品な光沢感のシャンタン生地を採用。金運も上がりそうなゴールドカラーです。

使うほど愛着が増す、姫路レザーの美しい長財布

こだわりのレザーと美しいデザインの姫路レザー長財布。

ぜひ長く愛用して、自分だけの風合いへと育ててください。

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