『神戸学校online』サロン2021年11月度「22世紀の森と暮らしのデザイン」【ゲスト:VUILD株式会社 秋吉 浩気さん〈代表取締役CEO 〉  井上 達哉さん〈最高執行責任者COO〉  山川 知則さん〈プロジェクトデザイナー〉】

神戸学校
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サロン紹介

★月1回神戸で開催している「神戸学校」のオンライン配信サロン『神戸学校online』です。

★サロンに参加申し込みいただくと、当日のライブ配信と、後日アップする録画動画を見ることができます。

【ライブ配信】2021年11月20日(土)13:30~15:30ごろ
【収録動画配信】2021年12月3日(金)ごろにアップ予定
※配信は予告なく変更・終了する場合があります。
※配信はビデオ会議アプリ「Zoom」で行います。事前にPCまたはスマートフォンにアプリのインストールをおねがいします。

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11月度の神戸学校は林業を通して“「生きる」と「つくる」がつながる社会”を目指す、VUILD株式会社の3名にご登壇いただきます。

みなさまは農林水産漁業における「6次産業化」という言葉をご存知でしょうか。
農林漁業の6次産業化とは1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取り組みです。(※農林水産省HPより引用)

日本の林業は、戦後の拡大造林政策により森林が増大したにもかかわらず、木材の輸入自由化とともに国内産の木材価格が長期的に低迷している状況です。現在、間伐などの維持にかかる費用も回収できないこともあり、森林放置が環境問題になっており、6次産業の推進は喫緊の課題なのです。

そんな林業の世界で革命を起こしているベンチャー企業がVUILD株式会社です。
VUILDの事業は大きく2つです。ひとつはデザインさえあれば木材を自由に切り出しできるハードウェアである“Shop Bot”の展開。そしてもうひとつは木製ものづくりのデザインからパーツに加工するまでの工程を、オンラインで完結できるクラウドサービス“EMARF”です。
この2つのサービスは林業に従事する方々、デザイナー、そして私たち生活者の可能性を大いに広げると考えられています。
林業従事者が原料としての木材の生産だけでなく、加工品の販売まで一貫して行えることが当たり前になる未来。家にいながらにして木製家具を自分好みのデザイン・サイズで作れてしまう未来、そしてデザイナーの方は自分のデザインを世の中に広める機会に溢れる時代がもう始まっているのです。

今回の神戸学校ではVUILD株式会社の経営に関わるキーマン3名から今、日本の森が抱えている課題と可能性や事業を通して描こうとされている未来について語っていただきます。

だれもが「つくる」を実現して「生きる」を実現できる社会へ。林業を通して資源を生かし、生活者がそれぞれの個性や可能性を生かすことができる、明るい未来の日本を一緒に考える機会になればと思います。

※当日は、ご登壇いただく井上さん、山川さんが趣味で配信されている意外と知られていない木材業界のあるある話や面白い商慣習等を取り上げるラジオ番組「ちょうどいい材木ラジオ」の公開収録もあわせて行います。こちらもお楽しみに!


〈PROFILE〉

秋吉 浩気
1988年生まれ。アーキテクト/メタアーキテクト。VUILD株式会社代表取締役CEO。芝浦工業大学工学部建築学科卒業。慶應義塾大学政策・メディア研究科修了。SDレビュー入選 (2018)、SDレビュー入選 (2019)、Under 35 Architects exhibition Gold Medal賞(2019)、グッドデザイン金賞(2020)。

井上 達哉
1984年広島県生まれ。
在学中にインドネシアに渡り、熱帯雨林再生のための植樹研究に従事。2009年に岡山県西粟倉村へ移住し、㈱西粟倉・森の学校の立上げに参画。同社代表を経て、次世代型アーキテクト集団のVUILD㈱のCOOに就任。職住一体の田舎暮らしリモートワークを続けながら、ライフワークとしてマイクロ6次産業化の推進、モクタンカンや山主を面白がる会、ちょうどいい材木ラジオ等、小さな林業や暮らしを繋ぐ横断したプロジェクトを行っている。

山川 知則
1981年生まれ。
大学卒業後、オフィス関連商社の文祥堂に入社。同社の100周年をきっかけに間伐材を活用した家具シリーズ「KINOWA」をプロデュース。杉や檜など国産木材を多用した空間を多く手がける。2020年にヒトカラメディア に参画。コワーキングスペースのプロデュースやワーケーションの企画などを手がける。2021年にVUILDに参画。住宅事業の立ち上げを担当している。プライベートでは、この10年間、毎週日曜日は合氣道の道場に通っている。

[期間]
2021.10.25 〜
[参加料]
500円(非課税)

フェリシモIDをお持ちでない方はこちら

サロン詳細

【『神戸学校online』について】
・毎月、神戸の会場で開催しているメッセージライブ「神戸学校」をライブ配信または録画配信するものです。今月はリアル会場とオンラインの同時開催となります。
・神戸学校のご参加料は、「あしなが育英会」を通じて、全額が東日本大震災遺児の方々の心のケア活動に活用されています。
・「ライブ配信」「録画配信」の動画ページの映像を撮影、録画、録音、複製、転用することを固く禁止します。

【神戸学校とは】
神戸学校は1995年の阪神淡路大震災をきっかけに株式会社フェリシモがスタートした講演会です。「崩壊した建造物の修復はできない我々にも、人々の心の復興につながるようなことならできるかもしれない。」そう考え、神戸発未来へ「経験と言葉の贈り物」をコンセプトとした講演会(メッセージライブ)を開催しようということになりました。
神戸学校にお招きする方々は、各界でご活躍のオーソリティーです。神戸学校では、「生活デザイン学校」として、神戸の人々や神戸に集う方々が、神戸学校での発見をとおして豊かな生活を積み重ね、豊かな人生を送ることを目指しています。開始以来、200名以上の素晴らしいゲストを毎月お招きしてまいりました。2021年1月より神戸市にあるフェリシモ新社屋「Stage Felissimo」のホールで開催しています。
2021年度のテーマは「22for22」。しあわせな22世紀をデザインしていくには、私たち自身の未来に向けた行動が必要と考えています。

※神戸学校は、地域社会や、従業員の自己啓発に貢献したとして2004年に社団法人メセナ協議会主宰「メセナアワード 文化庁長官賞」を受賞しました 。

※神戸学校の参加料の寄付実積について>>https://www.felissimo.co.jp/s/kobe2007/2/

【ともにしあわになるしあわせ wish with】
神戸学校オンライン配信サロンは、フェリシモ「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクトの一環として活動しています。このプロジェクトは、新型コロナウイルスによる多様な課題に対してみなさまとともに取り組むプロジェクトです。その取り組みを通じて、みなさまご自身が、まわりの方とともにしあわせな生活文化を育み、未来の暮らしを作っていくことを応援します。

[期間]
2021.10.25 〜
[参加料]
500円(非課税)

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