突然ですが、「お茶の収穫時期はいつでしょう?」と聞かれたら、なんと答えますか?

「初夏」……?日頃からお茶をよく購入されている方なら「新茶」や「八十八夜茶」が巷に出回る頃をイメージされたかも知れませんね。

でも実は、茶葉は四季を通じて収穫・製茶することができ、季節ごとの風味や成分の違いを楽しむことができるんです!

そんなワクワクする話をしてくれたのが、奈良県で茶葉を自然栽培している『健一自然農園』の代表・伊川健一さん。「季節で移り変わる日本の自然に目を向けることで、春夏秋冬すべての季節に合わせて千変万化するお茶の素性に気づきました」と話す伊川さんのお茶農園では、温故知新の精神を大切にしつつ国内外のさまざまな製法を取り入れながら、彩り豊かなお茶を四季を通して作り続けています。

健一自然農園とは

奈良県北東部に広がる「大和高原」にある自然栽培のお茶農園。2001年に、15年ほど放棄されていた耕作放棄農地を代表の伊川健一さんが借り、ほぼ一人で開墾したところからはじまった農園で、その後も地域の方から茶園を受け継ぎ「自然栽培」でお茶を育てている。「自然栽培」という言葉は法律では定義がなされていないため第三者認証がないが、健一自然農園では農薬・肥料を使わずお茶を育てている。

お茶の花や実を、見たことがありますか?

秋になると健一自然農園の茶畑を彩るのは、お茶の花。「咲かせては恥」と、お茶農家の間ではちょっと眉をひそめられる存在ですが、お茶の花も実も健一自然農園ではかけがえのない存在なのだそうです。

多くの農薬がミツバチなどを激減させてしまっている昨今ですが、自然栽培をしている健一自然農園には、ミツバチをはじめさまざまな虫たちが遊びに来ます。秋の茶花咲く茶園は、そんな虫たちにとって大切な栄養の供給源でもあるそうで、花はお茶の香り付けに、実から抽出した成分は化粧品の原材料として活用されています。健一自然農園では、自然の恵みを人や虫たちをはじめ、生きとし生けるものすべてで分かち合っています。

そうそう、もうひとつ伊川さんに教えてもらったことがありました。それは、「緑茶・和紅茶・烏龍茶は、同じ茶葉からつくられている」ということ。

実はこれらのお茶の違いは、茶葉の発酵度合いや製法の違いだというから驚きです。しかも、同じ木の茶葉でも収穫する季節によって成分や風味が違うので、たとえば春にとれた番茶と秋にとれた番茶では、味も香りも全く違うそう!茶葉が秘めている個性に感動しますよね。

どれが良いお茶なのか「一番」を決めるのではなく、それぞれの豊かな個性を楽しむ。知れば知るほど、お茶は本当にユニークな飲み物で楽しくなりますね。いろんなお茶を楽しみたい!という方は、ぜひ健一自然農園のお茶を試してみてくださいね♪

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