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一生使える干支飾り!? 家内安全を守ってくれる十二支【太田記念美術館コラボレーション】

1匹で12匹分ありがたい? 絵師・歌川芳虎が浮世絵に描いた奇跡の珍獣。

みなさまこんにちは。ミュージジアム部のmitu.です。浮世絵の楽しみ方を発信する太田記念美術館さまと、フェリシモミュージアムのコラボ企画。今回は「家内安全ヲ守十二支マスコット」をご紹介します。

外観

太田記念美術館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
開館時間:午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
※最新の情報は公式HPでご確認ください。

コラボレーションの始まり&企画1はこちらから

絵師・歌川芳虎が描いた“十二支全部盛り”!?

まずはこちらをご覧ください。一体何の動物だと思いますか?

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歌川芳虎うたがわよしとら「家内安全ヲ守十二支之図」
安政5年(1858)6月 大判錦絵 太田記念美術館蔵

浮世絵では、実在するものばかりが描かれているとは限りません。想像力で生み出された、この世にいないものの絵を見るのもまた、浮世絵の楽しみ方のひとつです。

問題のこの動物ですが……顔がネズミ、角が牛、背中の模様が虎、耳がウサギ、火炎が龍、しっぽがへび、たてがみが馬、ひげが羊、後ろ足が猿、とさかが鶏、前足が犬、背中の毛並みがイノシシ……そう!十二支の動物すべての特徴を備えた動物として描かれました。

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題名の「家内安全守」から、家内安全を守る動物であることが、署名の「額面画」から、寺社に奉納された額を写したものだということがわかります。

さらに詳しい説明は、太田記念美術館のnoteをご覧ください▼

干支飾りという風習を現代に

さて、現代の暮らしの中で十二支が登場するといえば、年賀状のイラストが一般的ですが、“その年の干支の置物を飾る、贈る”という風習はご存じでしょうか? 

その年の干支は縁起物。飾り敬うことで「家内安全」「商売繁盛」、人に授けることで、「招福祈願」「安寧長寿」と言われ、さらに、動物ごとにそれぞれ意味が込められています。(子・ねずみ:行動力と財力、丑・うし:粘り強さと誠実など)

しかし、この十二支全部盛りならば、毎年OK!すべての動物の意味も全部OK! なんて縁起のいい動物なのでしょうか。

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金の屏風もセットでお届けします。届いたらすぐに飾っていただけます!

point - コピー

おそらくフェリシモのマスコット史上、最も複雑な作りに挑戦しました!

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前足は犬・後ろ足は猿なので、足裏が異なります。ぜひ裏返してご覧ください!

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付属のボールチェーンでバッグに付けて、お出かけ先のお守りにもどうぞ。

太田記念美術館×ミュージアム部
毎年使える干支飾り 家内安全ヲ守十二支マスコット

1個 ¥2,300(+10% ¥2,530)
フェリシモでの販売のほか、太田記念美術館の受付でも販売中!

今こそ!浮世絵の楽しさを!

江戸時代、辛いことの多い世の中「憂き世」だけど、うきうき浮かれて楽しく暮らしを謳歌しよう!と「浮世」の字が当てられたと言われる「浮世絵」。その面白さにぜひご注目ください。

浮世絵で描かれた「十二支が全部合体した不思議な生き物」に会えるチャンス! 

※2022/7/20追記

浮世絵動物園
2022年7月30日(土)~9月25日(日)
前期 7月30日(土)~8月28日(日)
後期 9月2日(金)~9月25日(日)
※休館日:8月1、8、15、22、29~31、9月1、5、12、20日
※前後期で全点展示替え
(歌川芳虎「家内安全ヲ守十二支之図」は後期予定です)
※最新情報は公式HPをご覧ください。

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