こんにちは、日本職人プロジェクトリーダーの山猫です。

日本職人プロジェクトのひとつ、「 Stories (ストーリーズ)」は、たった1人の「好き」「欲しい」に寄り添い、物語のあるものづくりを大切にしています。

そんなストーリーズが新たに、WEB限定の「 Stories (ストーリーズ)」を展開します。それは、ストーリーズから生まれた、もうひとつ別の物語。手にした瞬間から、あなたのもとで、また新しい物語をつむぎだします。

ストーリーズの8アイテムは、それぞれに8つの物語があります。今回からその物語をひとつずつご紹介していきますので、どうぞお付き合いください。

「この人たちと、仕事がしたい。」

今回ピックアップするのは、トングサンダル。和洋折衷テイストがいい感じのこのトングシューズは、とある社長さんとの出会いから生まれました。

日本製の靴づくりを続けてきた長田の工房が作る、日本テイストのトングシューズ。

神戸・長田といえば、靴のまち。40年以上にわたって長田で靴を作り続けてきた工場の社長さんと出会ったのは、後輩プランナー・ハッチーの紹介でした。「山猫さん、この靴屋さんすごくいいので、一度会ってください」。その熱意に押されて、さっそくお会いするお約束をし、いくつか製品をお持ちいただきました。
製品をみて「ん!?この方たちはなんだか魅力的なモノづくりをしている!!」と野生のカンが働いた山猫とNISHIYANは、すぐに工場取材のお約束をしました。

訪れた長田の靴工場で見たのは、長田の職人さんらしい、こだわりのものづくりでした。さまざまな靴専門の機器を手際よく操る職人さんと、手作業で丁寧に仕上げていく職人さんのコンビネーションは、さすがの一言。裁断、縫製、仕上げまで一貫して作り上げるその姿に、靴のまち、長田の職人魂を見せてもらいました。

革を型に合わせていく「吊り込み」の工程。一足ずつ丁寧に、手際よく仕上げていきます。
職人さんが見せてくれた、年季の入った道具たち。これは生地をパーツごとに裁断するための型。

多くの靴工場が並ぶ地域にあるこのメーカーさんは、今の社長さんで2代目(名前は水谷さん)。工場の1階は靴の展示場になっていて、山猫とNISHIYANはそこでたくさんのサンプルを見せてもらいました。展示されている靴やサンダルは、彼らが歩んできた歴史そのもの。一点ずつに、ものづくりへの真摯な想いを感じました。
工場も案内していただいたのですが、水谷社長がスタッフさんに会うたび「ごくろーさんです!」「いいね、ありがとう!」と声を掛けられるんです。その温かい光景を見て、後輩ハッチーが、僕たちに引き合わせたいと思った気持ちがわかりました。
この人たちとお仕事したい!そう感じて「皆さんの自信作を見せてください」とお願いして出していただいたのが、このトングシューズでした。

レザーを使った特注バージョンを依頼

トングシューズは水谷さんがずっと大切にされてきたアイテムで、10年以上も販売されている定番品。山猫は一目見て、これをレザーバージョンで特注させてください!とお願いしました。モード感がありつつ、和洋折衷いろいろな場面で楽しめるデザインが魅力。これをレザーで仕立てたら、また違った良さが生まれるはず!と確信しました。
長年愛されてきた定番の良さは生かしつつ、日本職人技プロジェクトならではのこだわりをプラスして、新たなトングシューズを。そんな想いで、メーカーの靴デザイナー・村上さんと共に企画を進めていきました。

日本職人プロジェクトの特注バージョンは、甲をレザーにして、鼻緒の生地をサテンにアレンジしたところがポイント。トングのカジュアル感は残しつつ、レザー×サテンの上質な組み合わせで、ぐっと大人っぽくなりました。足もとをおしゃれに彩る、スペシャルなサンダルになっています。

特注バージョンは甲を覆うレザーと、鼻緒のサテン生地がポイント。大人っぽい仕上がりになりました!

「似合わない」がないデザインとカラー

デザインが完璧に素晴らしいので、誰でも絶対に似合う色が見つかるように、4色のバリエーションを揃えました。

手前右から時計まわりに、シルバー、ホワイト、ブラック、ブラウン。似合う色、きっと見つかります!

NISHIYANのおすすめはシルバー。デニムなどにさらっと合わせるのがいい感じです。シンプルな着こなしも、たちまちおしゃれに見えますよ。

シルバーはどんな色とも合わせやすく、使い勝手がいい色。グレーの感覚でコーディネイトするのがコツ。

MOEの一押しは、ブラウン。「肌なじみのいい色だから、履くとすごく素敵に見えるんです」という言葉通り、シックな色目で合わせやすく、フェミニンなワンピースとも好相性です。

履いた瞬間「かわいい!」と歓声が上がったブラウン。 肌なじみの良い上品な色味は、MOEのこだわり。

ブラックは言わずもがな、定番中の定番。何にでも合わせやすく、ラフなコーディネイトもピリっと引き締めてくれます。

どんなコーディネイトにもハマる万能カラーのブラック。派手な色のフットネイルも映えそうです。

足もとを鮮やかに彩るホワイトは、爽やかさ満載!絶妙の抜け感が生まれます。この一足を合わせるだけで、コーデがこなれて見えるから不思議。

足もとに絶妙な抜け感を演出するホワイト。サテン生地をゴールドっぽい色味にすることで、大人な雰囲気に。

しかもこのサンダル、夏だけじゃないんです。素足でさらっと履くのはもちろん、5本指や足袋ソックスを合わせるのも、違った雰囲気になっておすすめ。あえてカラフルなソックスを合わせる上級技にも、ぜひチャレンジしてみてください。

レザーやサテン生地を使っているから、ソックスとも相性良し。5本指ソックスを合わせてシーズンレスに活躍!

足をホールドするサテンの生地感もこだわりのポイント。キラッと光沢感のある生地を使うことで、大人っぽい足もとを作ります。レザーとサテンの色味を揃えるのも、実はかなり工夫したところ。デザインのアクセントになっているだけでなくぴたっとフィットするので歩きやすく、機能的にも抜群なんです。

ほどよい厚みあるから疲れにくく、シャークソールで歩行もらくらく。足どり軽く、スイスイ泳ぐように歩けます(サメだけに)。鼻緒もストレッチが効いているので、長時間履いていてもストレスが少なく快適。職人技の手仕事でひとつずつ仕上げるので、本当に気持ちのいい履き心地です。

履き心地の良い厚めのシャークソール。モデルのOKAYUちゃんも「履きやすい、走れそう!」と絶賛でした。

サンダルデザインなのに、一年中ずっと楽しめる

毎日履いてもらえるようにと裁断から、縫製、仕上げまで一貫して職人さんが手がけたサンダル。春夏のデイリーコーデや浴衣などの和装に、秋冬は5本指ソックスや足袋ソックスを合わせて、ぜひシーズンレスに楽しんでください。

ソールに厚みがあるので、ほんのりスタイルアップできるのもいいところ。スカートもパンツも、ショート丈のボトムスにも似合います。ほどよいインパクトで、足もとからコーデをブラッシュアップしてくれますよ。
鼻緒でも疲れないように工夫されているから、一日中履いても快適。足取りも気分も軽く、スイスイと日常を楽しんでください。

ご予約いただいた商品は職人がひとつずつ誂えて6月下旬から7月の下旬に頃に順序お届けします。楽しみにお待ちください。

次回は、手抜きすらおしゃれに見える!?上質テキスタイルで作った播州織のおしゃれヘアターバンのご紹介です!


靴デザイナーの理想で仕上げた 職人本革のトングシューズ〈ブラウン〉

1足 ¥13,200(税込み)

靴デザイナーの理想で仕上げた 職人本革のトングシューズ〈ホワイト〉

1足 ¥14,080(税込み)

日本のモノづくりを通してたくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。2004年のスタート以来、様々な魅力的な方の想いと共に「物」語るアイテムを誕生させてきました。

プロジェクトリーダー 山猫

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