前回ご紹介しました、おてらぶ初『丁寧な暮らしをする餓鬼』とのコラボレーションアイテム、蚊帳生地ふきんが大人気でしたが、このたび第二弾アイテムである銅板転写豆皿を作ることができました! 改めて「丁寧な暮らしをする餓鬼」って何?もはや解説不要かもしれませんが、丁寧な暮らしをする餓鬼(@gaki_teinei)とは、見た目はまさに餓鬼道にいる餓鬼ですが、身の丈の丁寧暮らしを私たちに見せてくれる、Twitter界で一番有名な餓鬼です(愛称は“ガッキー”)。 今日もTwitterという舞台で多くの人たちを魅了しながら、ユニークでちょっぴり為になる気づきを与え続けてくれています。 今は少なくなったモノづくりの方法に着目今回なぜガッキーと一緒に「豆皿」を作ることになったかというと、ガッキーをよく知る人物(作者)、塵芥居士(ちりあくたこじ)さんとの会話の中からでした。 新しいコラボ商品の相談の中で、塵芥居士さんは、日本の伝統的なモノづくりの方法でオリジナルグッズを作りたいという想いを語られました。 そのような考え方におてらぶも共感し、今回コラボアイテム第二弾となる「銅板転写豆皿」を作ることとなりました。 銅板転写という技術今回の豆皿で採用したのは「銅板転写」という技術を使った絵付け。銅製の板に鉄筆でデザイン図を刻み入れて絵具をすりこんだ後、そのデザイン図を印刷機で印刷した転写紙を作ります。最終的にその転写紙を器に貼りつけて写すという技法を銅版転写といいます。 銅板転写で絵付けされた物の特徴として、素焼きの陶磁器に直接貼り付けた後に釉薬掛けをして製作する下絵付けのため、器が破損しないしない限りプリントされた柄は消えないというのがあります。 昭和初期までは銅板を使用してデザイン図版を作っていましたが、現在はシルクスクリーンで和紙に印刷して転写紙を製作しています。 転写紙を豆皿にのせて、筆で水をつけていきます。 ゆっくりとはがしていくと…… 一枚一枚仕上がりの違う、味のある豆皿の完成です。 転写紙ができたら、それを皿などに貼り、水をつけた筆などでたたくようにしてデザイン図を写し付けます。職人が一枚一枚貼り付けていくので仕上がりに個体差が出ますが、手仕事ならではの味わいある仕上がりが特徴です。 味わい深い豆皿にガッキーたちが!アナログな手仕事で生み出される豆皿に、丁寧な暮らしをする餓鬼とその仲間たちが図案として現れました。登場するキャラクターのことを知っている人も知らない人も、その愛らしさをご覧ください。 いかがでしたでしょうか。和菓子や香の物との相性も抜群の銅板転写豆皿。お手元に届きましたらぜひいろんなものをのせてお楽しみください。
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